趣味@本 vol10【光文社文庫:東京すみっこごはん】@成田 名璃子
本のブログ、気が付いたら
3か月書いていない。。。
最近は、ご飯か・子供に対するブログがメインに・・・。
で、久々に、本屋に行ってきました。
いつも行ってる小さな小さな町の本や。
いつも通り、本屋でポップや表紙を見ながら、
その日の気分に会う本をチョイス。
今回は、タイトル買い。
あとは帯も結構気になりました。
「東京すみっこごはん」
すみっこごはん・・・。
響きめっちゃいいやん。
帯にはこんな言葉が
「この不思議な“共同台所”は、いつでも、誰でも、歓迎です!」
気になるやん。
そんな感じで購入。
シリーズ累計16万部も売れています。
4シリーズ出ているみたい。
期待大です。
【大まかなあらすじ】
東京の商店街のわき道に古ぼけた一軒のお店。
看板には「素人がつくるので、まずい時もあります」と。
レシピだけがあり、それを元に、日々の来店者が料理を作る。
常連客の人間関係。
なぜお店ができたのか。
物語を進めていく中で、いろんなドラマが進み。
最後に完結。
美味しい家庭料理と常連客との人間ドラマを描いた力作です。
大きく5つの短編から構成されており、
すべてがつながています。
文章もかなり読みやすく、ササっと読めますが、
内容がかなり重め。
最初の章は特に、終わり方がスッと来ない感じで、
こんな終わり方しかなかったのかなと、
もっとラストは丁寧に書いてほしかったと思いましたが・・・。
後に進めば進むほど、良い物語になっています。
最後に行くほど、内容も面白く、
ある意味ジェットコースターのような作品です。
読み終わったら、
スッキリはしませんが、
なるほど。。と、一言。
ぼくのもっとう、人生全力謳歌の決意が新たになった、
一冊。
いい意味で、勇気をもらえました。
【オススメ度】 ★★★★☆
【読みやすさ】 ★★★★☆
【 状 況 描 写 】 ★★★★☆
【価 格】 ★★★★☆